楽天市場の売上は、たくさんの要素が積み重なって決まりますが、その一番最初の起点になるのがCTR(クリック率)です。RPP広告を使うと、この商品別のCTRが数字で見えるようになります。この記事では、なぜCTRを起点にすると改善が回りやすいのか、CTRが悪くなる要因、そして商品ページを改善していく具体的な手順をまとめます。地道ですが確実な進め方なので、ぜひ参考にしてみてください。
下ごしらえ:RPP広告で取れる「CTR」と、それを起点にする理由
RPP広告(楽天のクリック課金型広告)を運用すると、商品ごとに表示回数やクリック数、そしてCTR(クリック率)が取得できます。このCTRが、売上までの流れの一番最初の入り口になります。
売上までの流れを分解すると、こうなります。
表示回数(imp)→ CTR(クリック率)→ クリック数 → CVR(転換率)→ CV(注文数)→ 客単価 → 売上。
つまり、どれだけ表示されても、最初のCTRが低ければクリックされず、その後のCVRや売上まで届きません。逆に言うと、起点であるCTRを改善すると、後ろの数字すべてに効いてくる可能性があります。だからまずCTRから見ていくのがおすすめです。
材料:CTRが悪くなる主な要因
CTRが低い商品には、だいたい次のどれかに原因があります。改善点を探すときのチェックリストとして使ってみてください。
- サムネイル第一画像(検索結果で最初に目に入る部分)
- 商品名
- キャッチコピー
- 価格
- セール内容
特にサムネイル第一画像は、検索結果でユーザーが最初に見る場所なので、CTRへの影響が大きいです。
手順:CTRが悪い商品を見つけて、改善→テストを回す
やることはシンプルで、次の流れで進めます。
- 店舗内の商品別CTRを確認し、CTRが悪い商品を抽出する
- 上の要因(サムネイル・商品名・キャッチコピー・価格・セール内容)から、改善すべき点を洗い出す
- 改善中の商品はRPPを一時停止、もしくは最低入札単価にしておく
- 改善できたら、またRPPをかけてテストする——これを繰り返す
改善している最中に広告費をそのままかけ続けると、まだ直っていない状態でクリックを集めてしまうので、改善中は止めるか最低入札にしておくのがポイントです。
仕上がり:CTRが上がると、クリック単価まで下がってくる
CTRが良くなると、実はクリック単価(CPC)も下がってきます。キーワードのCPCがとんでもなく高く表示されている場合、CTRが悪いことが原因になっているケースがあります。※もちろん、広告から売上につながっていない(CVRが低い)という要因もありますが、最初の起点はやはりCTRです。
これは楽天市場側の立場で考えるとわかりやすいです。クリック数が多くなれば楽天側も広告売上が上がるので、CTRが良い商品は広告単価が安くなり、表示もされやすくなる——という良い流れに乗っていけます。
ひとつまみ:CTRもCVRも悪い時は、サムネ1枚目 → LPの順で
例えば、CVRとCTRが両方悪い商品がある場合は、先にサムネイル第一画像を改善してから、LP(商品ページ)の改善をすると効率が良いです。まずCTRを改善して検索ユーザーのニーズを掴み、そのうえでページを改善していく。時間はかかりますが、確実なページ改善方法でもあります。
まとめ
楽天の売上はCTRが起点です。RPPで商品別のCTRを確認し、悪い商品を抽出 → 要因を洗い出して改善 → RPPでテスト、を回してみてください。CTRが上がればクリック単価も下がり、表示もされやすくなる好循環に入っていけます。地道ですが、確実に効いてくる改善です!
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